- 邪馬台国と高天の原伝承
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「邪馬台国=高天の原」史実は国内で神話化した
推理・邪馬台国と日本神話の謎
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2004年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784585051251
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[BOOKデータベースより]
『古事記』『日本書紀』は、「高天の原」には「天の安川」が流れ、「香山」があったと伝える。現在、北九州の中央部、福岡県甘木市内や近辺に「安川」「香山」がある。ほかにも、日本神話の伝える数々の地名が、この近辺に実在している。そして一九九二年、この地に巨大環濠集落「平塚川添遺跡」が出現した。「吉野ケ里遺跡」に匹敵するといわれる邪馬台国時代の遺跡である。「卑弥呼=天照大御神」ならば、天照大御神のいた「高天の原」こそ、邪馬台国の神話化した記憶であることになる。邪馬台国の時代と日本神話の時代とは重なりあう。本書では、『古事記』『日本書紀』の伝える邪馬台国を解説。
プロローグ 忘れられた論争―邪馬台国論争のかげで(日本神話のなかに歴史的事実の核がある;神話と考古学とは歴史の大きなストーリーでも一致する ほか)
[日販商品データベースより]第1章 「高天の原=地上説」の発展―百家争鳴(「高天の原=大和説」の系譜;「高天の原=九州説」の進展 ほか)
第2章 諸説の検討―『古事記』神話の内容分析(邪馬台国問題と高天の原問題;「高天の原=朝鮮説」はなりたつか ほか)
第3章 日本国家誕生の地―「邪馬台国」と「高天の原」(「邪馬台国=甘木・朝倉」説―安川が流れている;地名の移動 ほか)
第4章 討論―論じ残した諸問題(「地名」は、「言語の化石」;郡名の残存率は全国でも千年で約六割 ほか)
「卑弥呼=天照大御神」ならば、天照大御神のいた「高天の原」こそ、邪馬台国の神話化した記憶であることになる…。「高天の原」についての研究史をたどり、諸説を検討、そこから日本国家誕生の地を見る。