舞踊論の視角

青弓社
小林正佳　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2004年01月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784787271754

内容情報

[BOOKデータベースより]

舞踊とは何か？踊りは人に何をもたらし、どんな軌跡を描かせるのか？民俗舞踊の実践と理論から、個と類、型と形、即興と伝承のあいだに舞う身体の宇宙を測定し、舞踊にとって美とは何かを省察する。

第１章　舞踊を見つめる眼差し（舞踊とは何か；舞踊論のシェーマ；舞踊と舞踊論；対象を見つめる眼差し；「無名の人々の営み」ということ　ほか）
第２章　「型」を見つめる眼差し（「型」と「形」の位相；「型」と「形」の重なり、「型」と「形」のズレ；「型」とは何か；「型」と「わざ」；即興と稽古をめぐって　ほか）

[日販商品データベースより]

「舞踊」とは何か。「踊る」とはどんな行為なのか。民俗舞踊と芸術論に造詣の深い著者が、その透徹した理論と豊かな実体験から、舞踊する身体を存在論的にとらえなおす。