[BOOKデータベースより]
百人一首を覚えるというと難しい印象がありますが、何度も繰り返し読んでいるうちに、季節の移りかわりや自然の美しさ、今も昔も変わりない様々な想いが感じられ、歌を読む楽しさがもっと広がることでしょう。この本で、ひとつでも好きな歌を見つけられれば、きっと心の豊かな人になれると思いますよ。小学生のためのまんが勉強本。
秋の田のかりほの庵の苫をあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)
あしびきの山鳥の尾のしだり尾の長ながし夜をひとりかも寝む(柿本人麻呂)
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山部赤人)
奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋はかなしき(猿丸大夫)
かささぎのわたせる橋におく霜の白きを見れば夜ぞふけにける(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麻呂)
わが庵は都のたつみしかぞすむ世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(小野小町)
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕
風景を思い浮かべ、リズムを味わい、恋心にうなずく…そんな実感のこもった解説と愉快な4コマ漫画で覚えられる百人一首。伝記漫画や暗誦のための情報コラムも加えた決定版。
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価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2010年02月発売】
私が百人一首を覚えたのは小学校高学年か中学生の頃か。
懐かしく思いました。
我が家の娘も近い将来,百人一首を覚える時が来るのかな?
その時にはぜひこの本で楽しく学んでほしいなと思いました。
やっぱり楽しく学べたら勉強はいいものね!(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】