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[BOOKデータベースより]
太宰治の作品を作者の影から切り離し、自立した“物語”としてあつかうことができる、と考え、作中に太宰を名乗る小説家が登場しようと、主人公の境遇がどれほど太宰治に近かろうと、彼らを作中人物と見なして、物語情況の推移をたどる。
上野発一〇三列車
「魚服記」「地球図」「燈篭」など―〈聖なるもの〉の影
「地球図」を読む
「俗天使」の“私”―なぜ「不気嫌である」か
“走る”ものの物語―「走れメロス」について
“背骨”のなかでうたうもの―「きりぎりす」を読む
「鴎」と「風の便り」を軸に―聖書と太宰治
「誰」―問いかける物語
ふたつの音―「トカトントン」を読む
“奥さま”と“ウメちゃん”と―「饗応夫人」について
『人間失格』と大庭葉蔵
応えられた物語―「桜桃」の謎