沖縄文学という企て

葛藤する言語・身体・記憶

インパクト出版会
新城郁夫　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2003年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784755401350

内容情報

[BOOKデータベースより]

言葉をめぐる戦争、身体をめぐる戦争、記憶をめぐる戦争、そのような戦争のさなかにある沖縄を、文学を通じて感知していくことは可能か。

第１章　戦争の記憶（戦後沖縄文学覚え書き―『琉大文学』という試み；「レイプ」からの問い―戦後沖縄文学のなかの戦争を読む　ほか）
第２章　言語的葛藤としての沖縄（言語的葛藤の沖縄―知念正真『人類館』の射程；沖縄をめぐる言葉の諸相　ほか）
第３章　目取真俊論（「企て」としての少年／目取真俊論；「水滴」論　ほか）
第４章　漂う沖縄文学のために（崎山麻夫「ダバオ巡礼」；松浦茂史「コンビニエンスの夜」　ほか）