- 手ぶくろを買いに
-
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2003年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784577027523
[日販商品データベースより]
きつねの親子が住んでいる森にも寒い冬がやってきた。きつねのお母さんはぼうやに手袋を買ってやろうと思い、人間の町へ向かうが…。いつかどこかで出会った、新美南吉の名作。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- しあわせのおうじ
-
価格:1,408円(本体1,280円+税)
【2019年11月発売】
- 塩男
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2023年03月発売】
- こいぬをつれたかりうど
-
価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2024年04月発売】
味わい深い新美南吉の名作『手ぶくろを買いに』ですが、黒井健に完成された世界があるので、ちょっと残念な牧野バージョンとなっています。
牧野さんは、あえてこの作品の童話性から、きつね親子の動物物語にシフトした世界を描きあげたのでしょうか。
その視点から見れば、素晴らしい愛情物語だと思います。
惜しむらくは、文章と絵のコーディネートと、漢字の使い方が、絵を生かしきれていないと思います。
特に漢字の使い方は、ひらがなと漢字のバランスがちぐはぐ。黒井健の作品と
柿本幸造の中間に位置して中途半端に思えてしまいました。
物語としては、素晴らしい作品なのですが。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】