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[BOOKデータベースより]
本書は西洋古典の世界とこれに関わる数多の説話が紡ぎ出す形象をさまざまに描き出したエッセイ23篇を収める。前後一千年にわたり広大なジャンルを含むギリシア・ラテンの古典文学を、著者は神話学や民俗誌の伝承への周到な考察を携えて、あるときは練達の古典研究の手腕により作品の神宿る細部を穿ち、あるときは古代オリエントからインド、中国、日本まで時空を跨ぐ大きな視角で論じる。エッセイのいずれもが平明達意の文章によってものされ、人間の心の「物語への本能」を掌に指し、読み返すたびに新たな発見を呼び覚ます。そうした読書の奥深い歓びを懐に秘めた一冊。
1 古典の愉しみ(『饗宴』のはじまり;時の寓話;怪人エピメニデス ほか)
[日販商品データベースより]2 フマニタスの源流(古代ギリシアの教養―無用の用と良く生きること;ギリシア文学の流れ;文学の勧め ほか)
3 西洋古典と民俗学(田楽提灯;見せかけの財宝;同心円の神話 ほか)
西洋古典の豊かさ、楽しさを満喫するエッセイ集。迷路と話型、哲学者の死の練習、驚くべき記憶術、推薦状の恐怖など、古典文学の世界を自在に歩き回り、平明な語りがのびやかに謡う1冊。