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- 戦争と暴力の系譜学
-
〈閉じられた国民=主体〉を超えるために
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2003年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784916043665
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[BOOKデータベースより]
二つの世界大戦、米ソ冷戦、そして「九・一一」以降開始された世界規模での戦争と暴力の連鎖―思想が現実に対してアクチュアリティを持ち得るためには、暴力の問題ととことん向き合い続ける以外ない。レヴィナス、スピノザ、デリダ、広松渉の思想を俯瞰し、現代思想の課題を探る。
第1章 歴史・記憶・暴力―“閉じられた国民=主体”を超えるために(“起源の物語”としての国民の歴史;ホロコーストをめぐるドイツの論争;二〇世紀の「暴力の歴史」は断ち切れるか)
第2章 思想の不可能性から不可能性の思想へ―レヴィナス・広松渉・スピノザ・デリダ(エマニュエル・レヴィナス―他者とは何か;広松渉―差異性の哲学として読み替える;広松の抱いたアジアへの見果てぬ夢;バルフ・スピノザ―ラディカル・デモクラシーの源流;ジャック・デリダ―『法の力』以降の法・正義・暴力の問題)
第3章 「帝国」―世界の憲兵化するアメリカ(「九・一一」後―新世紀戦争の幕開け;「帝国」グローバリズムとの対決)