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- 無垢の力
-
〈少年〉表象文学論
講談社
高原英理
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2003年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062116718


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[BOOKデータベースより]
近代日本文学の正統から排除された少年愛=自己愛の文化的系譜をたどり、「無垢」のイメージに託された価値と理論を現代に問う力作評論。
序章 無垢の幻影
[日販商品データベースより]第1章 自己愛という不可能―折口信夫『口ぶえ』
第2章 弱くあることの権利―山崎俊夫『夕化粧』
第3章 憧憬の成立―江戸川乱歩『乱歩打明け話』
第4章 自己愛の破綻―江戸川乱歩『孤島の鬼』
第5章 断念の力―稲垣足穂『少年愛の美学』
第6章 不完全な青年―三島由紀夫『仮面の告白』1
第7章 押し隠された少年―三島由紀夫『仮面の告白』2
第8章 敗戦後日本の私設天皇―三島由紀夫『英霊の声』
終章 憧憬の行方―乙女・耽美・客体性の魅惑
はかなくも美しき「少年」という魅惑。近代日本文学の正統から排除された少年愛=自己愛の文化的系譜をたどり、「無垢」のイメージに託された価値と論理を現代に問う力作評論。