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- 文豪たちの大喧嘩
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鴎外・逍遙・樗牛
新潮社
谷沢永一
- 価格
- 2,090円(本体1,900円+税)
- 発行年月
- 2003年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784103845041


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[BOOKデータベースより]
自説にこだわる鴎外に若き樗牛が食い下がり、逍遙は樗牛に噛みつき、謝らせる…。攻守転々三つどもえ、喧嘩のしかたに素顔がみえる。明治文学の黎明期に、時の大御所が仕掛けあった大論争。有名な「没理想論争」をはじめ、「舞姫論争」や「美的生活論争」など、禁じ手あり、目眩ましあり、果ては熱烈なるピンボケ応援団まで登場した筆合戦。その華々しくも人間臭い衝突の数々を読み解きながら、作家たちの意外な横顔を描き出す。
序 論争の人間味
[日販商品データベースより]1 鴎外にだけは気をつけよ
2 鴎外はじめて苦境に立つ
3 論理に勝って気合い負け逍遙
4 鴎外の追撃を断ち切った逍遙
5 樗牛が鴎外に罠を仕掛ける
6 評論から手を引く羽目になった鴎外
7 対決を回避して遁走する鴎外
8 樗牛が逍遙に噛まれて謝る
9 手練手管の度を越した樗牛の小細工
10 樗牛が釈明の機を逸する
11 西洋思想史を居丈高に説教して空振り
攻守転々、三つ巴。鴎外に若き樗牛が食い下がり、逍遥は樗牛に噛みついた…。禁じ手あり、目眩ましありの筆合戦。明治文学の大御所が仕掛けあった大論争を読み解きつつ、その意外な横顔を描き出す。〈受賞情報〉読売文学賞研究・翻訳賞(第55回)