- フランス人とスペイン内戦
-
不干渉と宥和
Minerva西洋史ライブラリー 56
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2003年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623037681
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[BOOKデータベースより]
ピカソの「ゲルニカ」やロバート・キャパの写真で有名なスペイン内戦。この内戦に勝利したのは、ヒトラーとムッソリーニに支援されたフランコ派であった。独伊の介入がフランコの勝因であるのに対して、共和派の敗因として槍玉に挙げられたのが不干渉政策である。その不干渉を提議したのは、フランス人民戦線内閣であった。ファシズムと反ファシズムが激突したスペイン内戦に対して、時のフランス左翼政府はなにゆえに不干渉を決議し、結果的にスペイン左翼を「見殺し」にしたのだろうか。本書では、不干渉政策の起源と背景を政策決定中枢の動向から解明し、ついで不干渉政策に対する政治・社会集団の意見を検討することで、反共平和という宥和現象のコアが誕生したことを明らかにする。
ブルム内閣とスペイン内戦
[日販商品データベースより]第1部 不干渉政策の決定過程(政策決定の機関;政策決定の過程;不干渉の起源と背景)
第2部 不干渉とフランス世論(歴史のなかの世論;左翼政治集団の意見の形状;右翼政治集団の意見の形状;社会集団の意見の形状)
外交における理想と現実
ファシズムと反ファシズムが激突したスペイン内戦に対して、時のフランス左翼政府はなにゆえに不干渉を決議したのか。その政策の起源と背景を解明し、反共平和という宥和現象のコアが誕生したことを明らかにする。