- 民族共生への道
-
アジア太平洋地域のエスニシティ
アジア太平洋センター研究叢書 13
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2003年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784873787671
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[BOOKデータベースより]
本書は、財団法人アジア太平洋センターで企画された自主研究6Aプロジェクト「多民族国家にみるエスニシティ―アジア太平洋地域における民族共生への模索―」の報告書である。
エスニックな共生―アジア太平洋地域における民族共生のさまざまなかたち
第1部 複合社会マレーシアのエスニシティ―民族共生への教育と宗教の関わり(マレーシアにおける多民族の共生と教育の役割;マレーシアの華人信仰「ダトコン」と「義務」の概念)
第2部 中国少数民族のエスニシティ―共生へのさまざまな模索(朝鮮族の経験と言説―延辺朝鮮族自治州の事例を中心に;民族共生への模索―雲南省白族の白語新文字創定とその普及をめぐって;チベットの現代化と教育の役割)
第3部 先住民族のエスニシティ―台湾、フィリピン、グアムにおける共生の課題(台湾における多元的エスニシティと民族共生を考える―原住民族の社会福祉政策をめぐって;フィリピン・パラワン族の土地問題と開発;小さな島の大きなチャレンジ―序論:グアム島チャモロ人の脱植民地化要求の論理)
第4部 再編されるエスニシティ―タイ山地民とインド・ケーララ州にみる民族共生のかたち(ラオ・チャーオタイ・プーカオ―タイ山地民におけるエスニシティの主体的形成とNGO;「エスニシティとしてのカースト」から「ヒンドゥーというアイデンティティ」へ―インド・ケーララ州の事例から)
民族共生の可能性―文化力学試論