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さねとうあきらさんと井上洋介さんの絵本はいくつか読みましたが、これはちょっと切なくなるお話しでした。
そもそもこの絵本の主人公の「かっぱ」は、一人ぼっちで川に住んでいて、人間の友だちが欲しかっただけでした。
だけど、誰か人が来たとき、自分(かっぱ)を見て驚くといけないと思って、水の上に目玉だけ出してじっーっと待っていたんですって。って、
そのくだりだけ読んでも、“友だちになってあげたい!”と思うのに、
意地汚い商人に化かされて、干乾しになって、からっからに渇いて死んでしまったという伝説のようなラストでした。
もしかしたら、どこかに原話があったものに創作を加えたのかもしれません。
読んでいて、井上洋介さんの描かれる河童が、どんどん岩と同化していくところがほんとに切なかったです。
心にジーンとしみいるお話しですが、こういうストーリーはあまり読み聞かせに使いたくないですね。
ブックトークなどで紹介して、個人個人がじっくり読んでくれたらうれしいです。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子23歳、女の子18歳)
【情報提供・絵本ナビ】