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[BOOKデータベースより]
小説に大々的に懸賞がかけられ、文学が投機の対象とされた。20世紀初頭の、若者が文学にあこがれ、文学が商品と見なされはじめた時代を、戦争報道、文壇の形成、投書雑誌、代作問題などをとおしていきいきと描く。
1 文学とメディア空間(懸賞小説の時代;中等教育の再編と「国語」教科の成立;『中学世界』から『文章世界』へ―博文館・投書雑誌における言説編制 ほか)
[日販商品データベースより]2 活字の共同体(批評の文体と文壇共同体―徳田(近松)秋江「文壇無駄話」の周辺;漱石、代作を斡旋する―徳田秋声・飯田青凉合作『女の夢』とオリジナリティの神話;「史論」の言説―池辺三山と夏目漱石 ほか)
3 テクストの痕跡(永井荷風『あめりか物語』―大陸との“inter‐course”;森鴎外『サフラン』―「名」と「物」と「力」;徳田秋声『爛』―身体・比喩・レトリック ほか)
文学がまだ若くて元気だった頃、小説に大々的に懸賞がかけられ、文学が投機の対象とされた。20世紀初頭、若者が文学に憧れ、文学が商品と見なされ始めた時代を、戦争報道、文壇の形成、代作問題などを通して描く。