ハンセン病文学全集 第４巻

記録・随筆　

皓星社
大岡信　 鶴見俊輔

• 価格: 5,280円（本体4,800円＋税）
• 発行年月: 2003年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784774403939

内容情報

[BOOKデータベースより]

本全集は、ハンセン病歴のある作家の手による文学作品を集めたものである。収録した作品は一九二〇年から二〇〇〇年までに刊行された、私家版を含むおよそ千冊の単行本の中から選んだ。

記録１（地面の底がぬけたんです（藤本とし）；一握の藁を求めつつ（島田尺草）；「櫟の花」巻末記（島田尺草）　ほか）
記録２（あとがき―自伝ふうに（古川時夫）；黴（崔南龍）；永い道（安述蓮）　ほか）
随筆（嘘（高屋緑樹）；別れ道（下河辺譲）；流れの中より（水川圭子）　ほか）

[日販商品データベースより]

"ハンセン病患者・元患者による作品の集大成。



現代は残像なき文化

近代日本を覆う「残像なき文化」と違う文化が、隔離の代償として同じに成立したという事実だ。

　　　鶴見俊輔（「西日本新聞」2002・10月17日より）



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