[BOOKデータベースより]
本来物性の面白さの一つはその多様性にあり、対象の複雑さから基本的なものを引き出していく過程である。あるいは、逆に基本的な考えからいかに錯綜した現実の現象を説明しうるかにある。しかしながら、この過程をより厳密に議論すればするほどその説明文は長くなり、入門書としてはわかりにくくなってしまう。この点を考慮して、本書では多くの小節に区切り短く記述することによって、それぞれの部分で何がポイントかを明確にするよう心掛け、そこでの論点をできるだけはっきりするように心掛けた。
1 物質の形態と構造解析
2 自由電子論
3 エネルギーバンド理論
4 電気伝導
5 半導体
6 半導体の応用例―pn接合が用いられている簡単な半導体素子
7 結晶の表面と電子放出
8 誘電性、磁性
工学部での講義を意識して、押さえるべきポイントを明確にするように心がけ、論点をはっきりさせて本文もなるべく簡潔にした教科書である。
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