[BOOKデータベースより]
わたしは、ユペッ川の上流のいちばん高い山をまもる熊神です。ある日、わたしは、心のうつくしいアイヌにうたれ、そのアイヌの家にまつられました。村びとは、歌やおどりをはじめましたが、そのわの中に、おどりがとてもじょうずな小さな男がいました。わたしは、神のくにへ帰ったあとも、その男がだれなのかしりたくて、なんどもアイヌの家をおとずれました。
[日販商品データベースより]ある日、心のうつくしいアイヌにうたれた熊神は、そのアイヌ家にまつられた。おどりをはじめた村人のなかに、とても上手におどる1人の男がいた。熊神は、神の国へ帰ったあとも、その男が誰のか知りたくて…。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- でんしゃくん、まちへ
-
価格:1,595円(本体1,450円+税)
【2024年12月発売】
- おやさいとんとん
-
価格:660円(本体600円+税)
【2008年02月発売】
これもアイヌ神話の絵本です。
この絵本の内容は、いつかどこかで聞いたような話でした。
そして、私が一番アイヌの話いらしいなーとイメージしていた「アイヌ」に近かったです。
アイヌの神さま=熊の神さまと勝手に想像していたのは、やはり北海道のお土産に石狩川で鮭をくわえている木彫りの熊が有名だったからではないかなーと、思っています。
このお話ではあるアイヌの家で踊っていた小男は何かの神さま(たふん付喪神に近い”神さま”のことを言っているのだと思います))だったが、それがなんだったのか、何となくしか感じ取ることができなかった。
気になって仕方がないから、熊の神さまは何度もそのアイヌの家に行くのだというストーリーでした。
お話は面白いのですが、
独特の色使いと、この絵本に関しては石倉さんのイラストの線が細いのと、祭りが夜に行われているせいで、背景が暗いページが多く遠目が効きません。
あまり大勢いるところでの読み聞かせには向かないかもしれません。
話してあげるのなら小学校高学年くらいからいかがでしょうか?(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子16歳、女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】