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[BOOKデータベースより]
「色彩とは何か」と問うとき、科学的世界像の自明性はとたんに揺らぎ始める。色彩現象とは、感覚か、物理的性質か、内面的な現実か。いずれの立場に立つにしろ、それぞれの考え方が隠している存在論的前提が露とならざるをえないからである。主観と客観の、精神と物質の二元論を超えて、生きられた多次元的な世界を記述するために、「生態学的現象学」の意義と可能性の解明を目指す。
第1部 色彩の「奥行き」(「射映」と「奥行き」―フッサールとメルロ=ポンティ;色彩と空間;色彩の恒常性)
[日販商品データベースより]第2部 色彩の多次元性(ゲーテ―色彩の「自然科学」;ウィトゲンシュタイン―色彩の「文法」;カンディンスキー―色彩の「内面性」;生態学的現象学へ向けて)
ゲーテやカンディンスキーの色彩論がもつ哲学的可能性とは何か。現象学の方法と、脳科学・生命科学の新たな知見を交差させつつ、色彩の豊かな多様性=多次元性を記述しうる生態学的現象を構想する。