[BOOKデータベースより]
まったく新しい家族のあり方を軽やかに描く第7回坊っちゃん文学大賞受賞作。
[日販商品データベースより]家族ってなんだろう。血の繋がらない親子を軸に、家族であること、家族になることを軽やかなタッチで描く中編小説。第7回坊っちゃん文学賞大賞受賞作に書き下ろし1編を加えて単行本化。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
読むととても心がぽかぽかします今まで出会った本の中で一番のお気に入りです(あははははっ/男性/10代)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
子供がとてもやんちゃで困り果てていたとき、子育て本を読みあさっていたときに出会った本です。血のつながらない親子の濃い愛情を感じさせてくれました。「へその緒を見せて」の問いかけに、卵の殻を見せ「卵で産んだからへその緒はない」と言い、「誰よりもあなたがすき、それはそれはすごい勢いで愛しているの。」と言う。読み終えたとき、たくさんの「子育て本」は廃品にしました。もう必要なかったのです。怒っても叩いても、「誰よりもあなたがすき、それはそれはすごい勢いで愛しているの。産んでよかった。」と子供に伝えるようになりました。私にとっては「読んで!読んで!」とすすめる一冊となりました。(はなちゃん/女性/40代)
『卵の緒』は75pくらいの短編なんだけど登場人物がすごく印象的。
特に母親・君子の育生に対する接し方はとてもイイ。ベタベタに愛情を押し付けたりせずサラリとしている。
でもココ!という時にはちゃんとあふれんばかりの愛情をストレートに示す。
登校拒否の男の子とお茶会をするから育生に学校を休めという母親。
なんだか奇妙だったけどとても暖かい母子の姿がそこにあってほのぼのとした気持ちになった。
一方の『7’s blood』。小学生でありながら色んなしがらみの中で懸命に生きてきた七生の
健気な明るさがとても巧みに表現されていて切なかった。
七生が七子のために用意した誕生日プレゼントの場面にじーんときてしまった。
高学年のお子さんなら共感して読めるかもしれません。
オススメです^^(さえら♪さん 40代・大分県 女の子8歳)
【情報提供・絵本ナビ】