- 〈みやび〉異説 新装版
-
『源氏物語』という文化
叢書・文化学の越境 3
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2002年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784916087317
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[BOOKデータベースより]
千年ものあいだ日本の文学や文化に大きな影響をあたえつづけた『源氏物語』とは何か…その享受と再生の様相に各時代の文化の反照をさぐり典雅なイメージを逸脱するこの物語の逆説と王朝的“みやび”の命脈を検証して日本文化の核心に迫る。
1 『源氏物語』のパラドクス―光源氏と“みやび”幻想 座談会(小嶋菜温子;小林正明;土方洋一;吉井美弥子)
[日販商品データベースより]2 転倒した『狭衣物語』―鎌倉物語『苔の衣』と“始源”なるものへの指向
3 源氏能とは何か―謡曲「半蔀」のドラマトゥルギー
4 江戸の源氏絵―初期絵入本から浮世絵へ
5 「物のあはれ」と勧善懲悪―宣長の『源氏物語』作中人物論
6 わだつみの『源氏物語』―戦時下の受難
7 「夢の浮橋」架橋考―谷崎から『源氏物語』へ
千年もの間、日本の文学や文化に影響を与え続けた「源氏物語」。その享受と再生の様相に各時代の文化の反照を探り、典雅なイメージを逸脱するこの物語の逆説と王朝的“みやび”の命脈を検証して日本文化の核心に迫る。