- 中大兄皇子
-
戦う王の虚像と実像
角川文庫 角川ソフィア文庫 285
- 価格
- 755円(本体686円+税)
- 発行年月
- 2002年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784043551026
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戦う王の虚像と実像
角川文庫 角川ソフィア文庫 285
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[BOOKデータベースより]
『日本書紀』に見える中大兄皇子は、時の天皇をさしおいて活躍した皇太子であり、律令国家の理想的君主として描かれている。しかし、実際の中大兄は、当時の王位継承の条件によって長いあいだ即位することができず、唐や朝鮮三国など東アジアの激震のなか、むしろ「戦う王」「軍事王」としての生涯を一気に駆け抜けた人物であった。『日本書紀』に対する批判的検討を通じて新たな中大兄皇子像を浮き彫りにし、飛鳥時代史の謎に迫る。
序章 二人の皇太子―厩戸と中大兄
[日販商品データベースより]第1章 年十六にして誄す―誕生と少年期
第2章 韓人、鞍作を斬る―乙巳の変の謀議
第3章 「改新之詔」を宣ふ―大化改新の実像(1)
第4章 天に双つの日無し―大化改新の実像(2)
第5章 生々世々、君王を怨みじ―千三百五十年前の冤罪
第6章 水表の軍政―百済救援戦争
第7章 都を近江に―即位への試練
第8章 鼎鳴る―内乱の予兆
終章 近江大津宮天皇の誕生―不改常典と近江令と
大化の改新で、中臣鎌足とともに蘇我氏を倒し、律令制国家の基盤を作り上げたとされる天智天皇。本書は、『日本書紀』を再検証して律令制国家の理想の天皇像を虚像とし、軍事王としての天智天皇像を浮き彫りにする。