- スーザンはね…
-
児童図書館・絵本の部屋
Susan laughs.- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784566007550
[BOOKデータベースより]
スーザンはね、わらったり、うたったり…。およぐこともできるし、うまにだってのる。かんかんにおこるときもあれば、しかられてしょんぼり。いい子にしてるかとおもったら、いたずらっ子にはやがわり。ほんと、スーザンは、どこにでもいるおんなのこなんだけれど…。
[日販商品データベースより]スーザンは、笑ったり、泣いたり、泳いだりする。いい子にしていると思えば、いたずらっ子に早変わり。ほんと、どこにでもいる女の子。ただ、車椅子を使っているだけ。自分らしく生きることを温かく描いた絵本。
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お茶目で元気一杯のスーザンの日常が描かれています…。
でも、最後に種明かしのように車椅子に乗ったスーザンが登場します。
スーザンは障害者だったのです。
この絵が最後に有ることにとても大きな意味があると思います。
最初に来ていたらどうでしょう。
日頃町で見かける知らない人の車椅子。
その時に感じるのは同情でしょうか?
憐れみでしょうか?
障害者を見ると無意識に、不自由な事だけがイメージされてしまいます。
この絵本のスーザンを、彼女の願望だと勘違いしてはいけません。
スーザンは障害者ではあるけれど、これだけ元気一杯の普通の女の子なのです。
でも、もできないこともある。
そのように受け取らないと、作者の気持ちは伝わりません。
同じ人間として、同じ仲間として、まるごと受け止めること。
ノーマライズして受け入れること、さりもげなくそんな事を伝えてくれたように思いました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】