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[BOOKデータベースより]
すべての芸術に共通して作品鑑賞や理解が重要である一方、必然的に制作と創造の魅力、その秘密が、特に美術、版画を学ぶ若い人々にとって重要であることは間違いない。その意味で、新しく版画を学び、制作する若者に語りかけてきたこれまでの著者のスタイルを踏襲し、本書では創作と鑑賞の両面から版画を述べるように心掛けた。世界を旅するようにすらすら読める版画ワールドの歴史全公開。
第1章 版のアイデア、そして紙―版画の誕生と夜明け
第2章 仏教と工芸の版画―古代版画の展開と応用
第3章 西洋版画事始め―聖像版画と活版術の発明
第4章 金工の版画家たち―ルネサンスと銅凹版画
第5章 版画の黄金時代―デューラーの作品をめぐって
第6章 モノクロームから色彩へ―ルネサンスの技術革新
第7章 色彩のパトス―中国の華麗な民間木版画
第8章 エッチングの世紀―レンブラントの時代
第9章 18世紀の版画家たち―銅版画の新技法と複製の時代
第10章 浮世絵版画の革命―江戸の錦絵とその国際性
第11章 魅惑の黒と輝く色彩―リトグラフと19世紀の版画
第12章 木版画のリバイバル―ゴーギャンの『ノア・ノア』をめぐって