- グロースターの仕たて屋 新装版
-
ピーターラビットの絵本 15
The tailor of Gloucester- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2002年09月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784834018691
[BOOKデータベースより]
本書は、仕たて屋が縫いかけの上着を店において帰ったところ、驚いたことに朝にはそれが仕上げられていたという実話にもとづいて書かれたものです。後になって仕たて屋の弟子たちのしわざとわかったのですが、ポターはそれを小さい茶色のねずみたちがクリスマス・イブにしたことという設定にして、このお話をつくりました。1903年刊。
[日販商品データベースより]昔、グロースターの町に住んでいた貧しい仕立て屋が、そこに住むねずみたちの助けによって、市長さんの服を期日までに作り上げ、運が巡ってくるようになった物語。ポターが一番気に入っていた絵本。
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グロースターの町に店を構える仕立て屋は、市長からクリスマス・イブに着る婚礼用の上着とチョッキの注文を受けていた。上着のための12枚、チョッキのための4枚、それにポケットのふた、カフス用の布とボタンを用意して、あとは紅色の穴糸さえ揃えば明日の朝から縫い始められる。 家に帰った仕立て屋は猫のシンプキンに手持ち最後の4ペンス銀貨を渡し、パンとミルクとソーセージ、そして紅色の穴糸を買ってくるように頼んだ。するとその間、カタカタカタという不思議な音が食器棚から聞こえてくる。ねずみ好きのシンプキンが小さなねずみたちを一匹ずつカップの中に閉じ込めていたのだ。仕立て屋はねずみたちを放してやったが、買い物から帰ってきたシンプキンはこれにはご機嫌ななめ。買ってきた穴糸をどびんの中に隠してしまい、おまけに仕立て屋は疲れから熱が出て寝込んでしまった。「穴糸がたりぬ、穴糸がたりぬ!」と夢でうなされる仕立て屋。今日は火曜日、果たして土曜日のクリスマス・イブの朝までにすべてを仕立てられるのか……。
ピーター・ラビットシリーズの一冊。作者ビアトリクス・ポターの一番のお気に入りだったという作品です。他の作品同様、動物が印象的に擬人化され、本作品では仕立て屋との関係を盛り立てています。ねずみが走り回る部屋での仕立て屋の貧しい暮らしぶりは、英国ビクトリア朝時代の職人の生き様そのものでしょう。家具や食器、洋服のスタイルからは、この時代らしい品格がうかがえます。 猫のシンプキンの気分屋ぶりが仕立て屋を窮地に追い込みますが、これを救うのがねずみたち。彼らが歌いながら仕事に励む場面は、にぎやかさが目に浮かんでくるような光景です。最後に改心したシンプキンの表情には猫らしさがたっぷり。猫とねずみの関係が見逃せない伏線になっています。 対象年齢は、小学生中学年以上。――(ブラウンあすか)
本に書かれていますが、この一冊はシリーズの中でも、作者の一番のお気に入りだったようです。子どもが幼かった頃は、あまり読むことのなかった少し難しいお話です。腕は良いけれど貧しい仕立屋は疲れ果てて、裁断して縫うばかりになった生地を店に置き、住まいに帰って、熱を出して寝込んでしまいます。クリスマスに仕立物を届けないと、最後のお金も入ってこないのですが、仕立屋が寝込んでいる間の数日間の、猫のシンプキンとネズミたちのお話です。(capellaさん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】