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[BOOKデータベースより]
あて宮腹の皇子の立坊は?過熱する藤原氏と源氏の政争のなか、仲忠は、祖父俊蔭から継承した秘琴の技を愛子いぬ宮に伝授するため、新造の楼にこもる。芸能の伝承と国権の継承。二つの流れが、今ここに統一。スケール豊かな平安文学の金字塔、全三冊、完結。
国譲
[日販商品データベースより]楼の上
わが国現存最古の物語。原文、頭注、現代語訳の三段組で、誰でも読める。
『うつほ物語』の名は、『源氏物語』に先行する、わが国現存最古の長編物語として、つとに知られていたが、名のみ高く、実際にはあまり読まれることがなかった。今回、最良の底本といわれる「前田家本」を本文に採用し、『うつほ物語』研究では第一人者といわれる中野幸一氏により、初めて一般の人にも読める注釈本として発刊されることができた。異界漂流と秘琴伝授で始まったこの物語は、ヒロインあて宮の入内をめくる恋のストーリーを経て、第三冊では国権の継承と、秘琴の伝承が、物語のテーマとなっている。「国譲上」巻から「楼の上下」巻までの五巻を収録。詳細な注と、初めての完全な現代語訳がついて、誰でも読み通すことができる。全三冊、いよいよ完結。