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[BOOKデータベースより]
凶悪犯罪の加害者なら、少年でも実名を書いていいというのではない。成年だからといって、関係者に誰一人会わず警察情報だけから実名を報道する、あるいは被害者のプライバシーを興味本位に報道することのほうが問題ではないのか。「実名報道」こそは、書く側の覚悟が問われるものだ―九八年一月に大阪府堺市で起きた、シンナー中毒の十九歳少年による通り魔殺人事件の報道をめぐり、法廷のみならずマスコミ・言論界を巻き込んで行われた議論の全て。
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