円は誰のものか

国際通貨競争の覇者へ
中公叢書　

中央公論新社
菊地悠二　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2002年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784120032974

内容情報

[BOOKデータベースより]

円は誰のものであろうか。答えは一つしかない。国民主権の制度においては、国民の手中にある。物価と為替相場は、それぞれ円の対内的、対外的な価値を表したものである。これらを強く安定した方向に誘導することが、日本銀行に課せられた任務であり、それを監視するのが国民の役目である。デフレからの早期脱出と経済の競争力回復に向けた、短期と中長期的なシナリオを提示しつつ、併せて円の近未来史にも迫る。

第１章　通貨とは何か
第２章　円の歴史
第３章　通貨の競争
第４章　円の国際化
第５章　近未来への展望

[日販商品データベースより]

円を利用して得られる利益は国民のもの。日本は緊急に円を安定させなければならない。デフレからの早期脱出と経済の競争力回復に向けた、短期と中長期的なシナリオを提示しつつ、併せて円の近未来史にも迫る。