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[BOOKデータベースより]
インド的通念の否定によって仏教の「思想」は成立し、教団をも組織する。やがて王族や大富豪の寄進を得て大規模な僧院と化した伝統的教団は、仏教の「思想」とインド的「習慣」との対立と妥協の中で、在家信者をも包括する「作善主義」のシステムを確立していく。本書は、インド仏教のみならず、仏教の「全教団」史的展開に関心を持つ全ての人に必読のものである。
第1部 仏教思想史と仏教教団史(問題群と問題設定;思想と習慣と教団分裂;作善主義の基本理論;大乗仏教成立論;伝統的仏教教団と思想)
第2部 悪業払拭の儀式と作善主義の考察(問題の所在;´Siks ̄asamuccayaおよび平川彰博士言及の諸経典;通インド的悪業払拭の儀式と仏教;大乗仏教の成立状況に関する作業仮説的提言;大乗仏教成立状況の解明に資する文献 ほか)