恒藤恭とその時代

日本エディタースクール出版部
関口安義　

• 価格: 7,150円（本体6,500円＋税）
• 発行年月: 2002年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784888883221

内容情報

[BOOKデータベースより]

一高時代の芥川龍之介の親友であり、大学の自治をめぐる京大事件では信念に殉じ、戦後は憲法擁護や平和への提言を行った法哲学者恒藤恭。その生涯がここに鮮やかによみがえる。著者渾身の力に成る評伝。

故郷と生い立ち
青春と文学
青春の彷徨
向陵時代
進路の変更
結婚、そして研究生活へ
信濃自由大学
ヨーロッパでの研修
時代の波に抗して
戦中から戦後へ
新時代のリーダーとして
憲法擁護と平和への願い

[日販商品データベースより]

芥川龍之介の親友だった法哲学者、恒藤恭の生涯を時代を追って考察。京大滝川事件では信念に殉じ、戦後平和運動の理論的支柱となった法哲学者の全体像に迫る労作。改憲の危機の現在、再評価を訴える。