- スウェーデン・ウプサラ学派の宗教哲学
-
絶対観念論から価値ニヒリスムへ
明治大学人文科学研究所叢書
- 価格
- 10,450円(本体9,500円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784486015826
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[BOOKデータベースより]
神秘主義の伝統と実証主義の精神の交差の上に展開されてきたスウェーデンにおける「北欧的なるもの」の実体とその普遍的意味が、いまここに初めて克明に解き明かされた。本書は、「北欧精神史」という未踏領域への挑戦を通して、同時に「学としての宗教哲学」の在り方を徹底的に検証しようとする著者のライフワークの一環である。
第1章 C.J.ボストレーム・絶対観念論の宗教哲学―価値ニヒリスム成立の背景(新旧二つのウプサラ学派;C・J・ボストレーム・「絶対観念論」の哲学 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 A.ヘーゲルストレーム―価値ニヒリスムの理論哲学的前提(ヘーゲルストレーム哲学の成立と体系構造;認識論的前提としての「主観主義批判」 ほか)
第3章 A・ヘーゲルストレーム―価値ニヒリスムの実践哲学的構造(実践哲学と「価値ニヒリスム」成立の思想背景;「価値ニヒリスム」の心理学的基礎づけ―価値理論批判 ほか)
第4章 ヘーゲルストレーム―価値ニヒリスムからの宗教哲学(ヘーゲルストレーム宗教哲学成立の状況と基本資料;呪術・宗教・真理 ほか)
スウェーデン・ウプサラ大学の代表的思想家ボストレームの「人格観念論」と、ヘーゲルストレームの「価値ニヒリズム」、この2つの対峙する思想理念を検証しながら、「北欧的なるものとは」という問いに対する答えを探る。