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[BOOKデータベースより]
議論の中断や先送り、絶えず勝利するソクラテスとその広長舌…、対話篇を読んだとき誰も気づく奇妙な特徴は、プラトンの哲学とどのような内的連関をもっているのだろうか?本書は、これらの諸特徴を手掛かりとしてプラトンの著述戦略を見さだめ、対話篇の新たな読解を大胆に提示する。シュライエルマッハー以降の近代的解釈を批判し、「書かれざる教説」を読解に構造的に繰り込みつつ、「形式」と「内容」との解釈学的連関に新たなダイナミズムを吹き込む。プラトンを読むことの面白さを的確に語る魅力的なプラトン哲学案内。
プラトンを読むよろこび
読み手は自分自身を読解に繰り入れる
個々人ごとの受け止め方―ある事例
読み手のおかしがちな誤った理解
知らないものには気づかない
プラトン対話篇の特質
特質の各項吟味
プラトンはだれを対象に著作しているのか
プラトンの対話篇は多声的に語られているか(現代の対話篇理論)
古代における一解釈理論〔ほか〕