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- 日本よ、森の環境国家たれ
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中公叢書
中央公論新社
安田喜憲
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2002年03月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784120032448
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[BOOKデータベースより]
人類文明史には「森の民」の「植物文明」と「家畜の民」の「動物文明」の二類型があるというのが、本書の最大の発見である。「森の民」の「稲作漁撈民」は桃源郷を、「家畜の民」の「畑作牧畜民」はユートピアを創造した。桃源郷こそ「森の民」の究極の生命維持装置だった。だが、人類文明史は、一面において後者の「動物文明」が前者の「植物文明」を駆逐する歴史であった。そうした中で「森の民」日本人は「家畜の民」に蹂躪されへこたれたことが一度もなかった。日本人が森にこだわり「森の環境国家の構築」に邁進するかぎり、日本の未来は安泰であるというのが、本書の提言である。
第1章 人類文明史の二類型区分
[日販商品データベースより]第2章 森の環境国家日本の構築
第3章 森のこころの文明
第4章 森を守る食生活
第5章 日本桃源郷構想
第6章 森の環境国家が地球と人類を救う
第7章 世界を変える森の環境国家
人類文明史には、「家畜の民」が生み出した動物文明とは全く異質な「森の民」が作った植物文明が存在した。「家畜の民」たる欧米の文明史観を見直し、日本が縄文以来の「森の国家」として再生するための処方箋。