- いのちは見えるよ
-
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2002年02月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784265006212
[BOOKデータベースより]
全盲のお母さんの出産と一生懸命な子育てを描き、「いのち」について対話し考える絵本。
[日販商品データベースより]ルミさんは、全盲で盲学校の先生。その先生の出産に立ち合ったお隣のエリちゃん。やがてルミさんは学校にまねかれ、みんなは赤ちゃんをだっこさせてもらう。「いのち」を感じ、考える絵本。
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5歳と3か月の娘が幼稚園の蔵書から自分で選んで借りてきました。
母はすでに読んだことがあり、娘にはまだ少し難しいかもしれないと感じたのですが、「この本が目に付いた。楽しそうだと思った。」と彼女は言いました。きっとこの絵本の持つオーラみたいなものが彼女に語りかけたのでしょう。
「分娩室」「助産婦さん」というような馴染みのない言葉は補足してやりながら、また、るみ子さんが全盲ゆえに鼻や指や口など全ての感覚を活用しながら子育てに臨んでいる姿も、どうしてなのか、説明を少しだけ加えて、娘の想像する力、考える力をひきだしてやるつもりで一緒に読みました。
幼いなりに伝わってくるものが確かにあるのを感じました。
娘は、赤ちゃんの生まれるシーンでは、かすかに涙を浮かべていました。教室で小学生たちが次々に赤ちゃんを抱っこするシーンは本当にニコニコ嬉しそうでした。
おさないものを慈しむ心が、5歳になった娘の中でも芽生え、伸びていっていることを感じました。
読後娘は、「楽しかった。この絵本がまた見えたら借りてきてもいい?」と母に言いました。もう少し大きくなって、再び読んだら、また違うものが見えてくるでしょう。しかし、5歳の今、自分からこの絵本を手にしたことは、後の彼女に何かしら好影響となるよう思えました。(soyosoyowindさん 40代・大分県 女の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】