- ねむりウサギ
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2002年01月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784652020838
[BOOKデータベースより]
新鮮なアイデア、完全なプロット、意外な結末―三要素そろったショートショートの面白さ!星新一おもしろ掘り出し市。
[日販商品データベースより]短い物語の中に、現代と未来のいくつもの顔を鮮やかにとらえるSF童話。新鮮なアイデア・完全なプロット・意外な結末。ショートショートの名手が明日の子どもに示す新しい世界。表題作はじめ16編を収録。
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『星新一ショートショートセレクション3』(理論社)。
表題作である「ねむりウサギ」をはじめとして、16篇の「ショートショート」が収められた、児童書。
装幀・挿絵(それぞれの作品にひとつ挿絵がついています)は、和田誠さん。
表紙のねむっているウサギもかわいいが、作品の中の挿画に描かれた駆けているウサギもいい。和田さんって、さりげなく描いているようで、本当はとってもうまいのだろうな。
気になる方はぜひ本文で確かめて下さい。
さて、その「ねむりウサギ」ですが、あの有名な「ウサギとカメ」の話がベースになっています。
足の速いウサギが足の遅いカメに駆けっこ競争で負けてしまう、というお話、確かイソップ童話にある一篇。
あのお話でうさぎが途中居眠りしてしまって負けるのですが、それ以外にウサギがカメに負けることなんかあるのかな。
そこで、星新一さんは考えました。ウサギがカメに負けてしまうケースを。
まずは、ウサギがコースを間違えること。(うむ)
次は競争前日にお酒を飲み過ぎてしまい(うむむ)、さらに負けが続いて神経質になって前夜眠れなくて(うむむむ)と、続いていく。
こうやって考えていく面白さを、星さんのショートショートは教えてくれているように感じます。
その他、黄金の惑星を見つけた宇宙飛行士のおかしな結末を描いた「黄金の惑星」など宇宙モノのショートショートが面白い。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】