抗日霧社事件をめぐる人々

翻弄された台湾原住民の戦前・戦後
史実シリーズ　３（完結編）

日本機関紙出版センター
�ｹ相揚　魚住悦子　下村作次郎　

• 価格: 1,885円（本体1,714円＋税）
• 発行年月: 2001年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784889008227

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、著者が十年以上にわたって「霧社事件」のフィールドワークをつづけ発表する五冊目の専門書である。主に花岡一郎と花岡二郎のいわゆる「花岡コンプレックス」と「花岡精神」の葛藤の真相を描いたもので、ルポルタージュ文学の手法で「霧社事件」の歴史の真実を明らかにしようとしたものである。

第１部　日本人（嗚咽する濁水渓；霧のなかの花岡コンプレックス　ほか）
第２部　霧社の怒り（日本人に似たセイダッカ人；横暴な日本人警察官　ほか）
第３部　最後の酒盛り（日本軍警部隊の大討伐；命を救われた中山清　ほか）
第４部　皇民化運動（川中島移住；生命の再生　ほか）
第５部　風の中の緋桜（「我々はみな中国人だ」；霧社の光と影　ほか）