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[BOOKデータベースより]
江戸後期を代表する文芸ジャンルの一つ、「合巻」。この小説形式が生まれ、はや二百年。絵表紙の華やかさや摺の美しさ、そうした外見と絵組の妙、物語の面白さにより読む者を魅了している。絵と文を駆使した独特の紙面形態が生み出す表現のあり方に注目し、特色を照射した合巻論。
第1章 表現手段としての絵と文(草双紙の物語性と文体;書入の機能;絵の流れ、物語の流れ;後期戯作の会話文)
[日販商品データベースより]第2章 趣向としての形式(読み物としての合巻―三馬合巻の文体;『読本仕立敵討闇夜烏』をめぐって;舞台を描くということ―種彦合巻を中心に;明治期草双子における「正本製」)
第3章 物語の時空(合巻のなかの当世風景;忠孝と真情―文化期草双紙の遊女像;嘉永初頭「朝顔日記」ものの展開)
第4章 墨川亭雪麿について(墨川亭雪麿と戯作;墨川亭雪麿活動年譜稿)
絵表紙の華やかさ、摺りの美しさ、外見と絵組の妙、物語の面白さが読む者を魅了する、江戸後期を代表する文芸ジャンルの1つ、合巻。絵と文を駆使した紙面形態が生み出す表現のあり方に注目した合巻論。