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[日販商品データベースより]
日本の植民地時代、朝鮮・小鹿島(ソロクト)に収容されたハンセン病患者は、日本の「癩」政策により強制隔離、断種等を受けていた。日本統治時代の朝鮮総督府による「救癩事業」とは何であり、「医療」の名のもとに朝鮮人ハンセン病患者はどのような支配と迫害を受けたかを数度に及ぶ踏査と聞き取り、資料から初めて明らかにする。
目次
序にかえて──小鹿島病院と長島愛生園
I 隔離政策の展開
1 朝鮮総督府「癩」政策の究明の視点
2 草創期の小鹿島慈恵医院──初代院長蟻川亨の時代
3 「文化政治」期の小鹿島慈恵医院
4 小鹿島慈恵医院拡張工事と島民の反対闘争──一九二六年の場合
5 三井輝一の生涯とハンセン病の患者たち
II 植民地支配とハンセン病
1 浮浪し、行き倒れたハンセン病患者たち
2 不況下の小鹿島慈恵医院──三代院長矢澤俊一郎の時代
3 朝鮮癩予防協会の設立
4 小鹿島慈恵医院の第一期拡張工事
5 ハンセン病患者への国家管理政策の強化
III 「断種」と優生思想
1 ハンセン病患者への「断種」の実施
2 「癩」療養所収容患者の死亡要因
3 「優生思想」とハンセン病
VI 「皇室の御仁慈」の意味するもの
1 朝鮮総督の小鹿島への視察
2 小鹿島の第二・第三期拡張工事
3 皇太后節子と周防正季
4 小鹿島更生園入園者の生活と労働
5 小鹿島更生園長周防正季の刺殺
6 朝鮮総督府の「癩」政策の終焉
V 補考
補考1 小鹿島病院入園者