- ペストと近代中国
-
衛生の「制度化」と社会変容
研文出版
飯島渉
- 価格
- 9,900円(本体9,000円+税)
- 発行年月
- 2000年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784876361939

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[BOOKデータベースより]
本書は、著者が東京大学人文社会系大学院に提出した博士学位請求論文「近代中国における衛生事業の「制度化」と社会変容に関する研究」に改訂をくわえ、一書としたものである。
序章 伝染病・衛生・国家
第1章 腺ペストの世界化―一九世紀末から二〇世紀初頭
第2章 腺ペストの流行と衛生の政治化
第3章 日本の台湾統治と腺ペスト・マラリア
第4章 満州における肺ペストの流行―一九一〇年から一九一一年
第5章 肺ペストの流行と衛生の政治化―一九一〇年から一九一一年
第6章 民国初期における衛生の「制度化」―中央防疫処を中心として
第7章 一九一九年のコレラ流行
第8章 衛生の「制度化」の国際的契機―シンガポール伝染病情報局の設立
第9章 衛生の「制度化」と検疫権の回収
補論 近代東アジアにおける伝染病の流行
終章 近代中国における衛生の「制度化」と社会変容