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[BOOKデータベースより]
漂泊者真澄の日記・地誌は、帰還の地をもつ者の旅の記録ではなかった。マタギの生態と鉱山労働、山岳信仰と海神八百比丘尼の伝承、十三湊を拠点とする安東水軍と蝦夷の一族の物語。北のトポスに折り畳まれた生と死の痕跡を、真澄の旅をとおし、著者自らの肉体に沈められた記憶としてたどる、もうひとつの道の奥。天明・天保飢饉の余燼のくすぶる真澄の東北と、現代の風景は異なっているだろうか。「辺境」から見た、日本近代の意味とは何か。江戸末期と二〇世紀末と、二百年を隔てた転換期の東北北部―菅江真澄の足跡を追い、その眼差しと重ねつつ、北の飢餓回廊とその固有の日と夜を描く、現代の東北風土記。
序章 真澄漂泊
[日販商品データベースより]第1章 黄金のみちのく
第2章 神々の末裔たちの大阿仁部
第3章 椿の海の神々の行方
第4章 海の城
第5章 森の道の神々の渇き
第6章 黒い瞳のなかの吹雪
第7章 鄙の市
第8章 賽の河原の風ぐるま
第9章 燃えるゴミの日
第10章 帰らざる故郷
菅江真澄が東北北部にしるした足跡をたどる現代の風土記。マタギの生態と鉱山労働、十三湊と蝦夷の一族など、真澄の記録を現在の風景と重ね、みちのくの民俗誌を描く。〈受賞情報〉日本エッセイストクラブ賞(第49回)