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[BOOKデータベースより]
本巻は、旧新潮社版『日本文化における悪と罪』(一九九八年)の主要部分と、岩波新書新赤版六〇八の『正念場』(一九九九年)の二つから成っている。とくに前者は、一九九六年度「エラノス会議」で著者が行なった報告「日本文化における悪と罪―オウム真理教問題にふれて」を中心に収録した。後半の『正念場』についていえば、これは、一九九〇年代後半という日本社会にとって難しい「バブル崩壊後」の時期に自分なりに「時代の証人」になるつもりで、直視しなければならない問題、回避してはならない問題、時代の遠近法のうちで照明を当てるべき問題などを取り上げようと心掛けた。「不易と流行の間で」という表題は、そのような“時評性”を帯びたエッセーを書くのに適した枠組みとして考え出されたものである。
第1編 新編日本文化における悪と罪(日本文化における悪と罪―オウム真理教問題にふれて;問いなおされた日本人の宗教心―脳死問題とオウム真理教事件にふれて;隠されていた儒教と道教―日本人の宗教心を探る1;誠という道徳的価値について―日本人の宗教心を探る2 ほか)
第2編 正念場―不易と流行の間で(身近なところから;世界のなかの日本;拝外と排外;電子メディアの時代 ほか)