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[BOOKデータベースより]
多くの魔法昔話には、主人公に、どうしてもかなえたい願いごとや、苦難があります。この話では、子どもがほしいという年老いた夫婦の願いが、軸になっています。心やさしい月が、鴨の翼をつけて地上におりてきて、娘の姿になって、夫婦を助けます。娘がほしいという二人の願いはかなえられましたが、また鴨にもどらないようにと羽根を焼いことにより、人間との共存関係が崩れていきます。また、月が天上にもどることができず、闇夜がつづくという神話的なモチーフのスケールの大きさに、「月」が昔の人に与えていた畏怖を感じます。「月」は人間が所有するものではなく、どうしても、天の高みにかえさなくてはならないのですが、月の心やさしさに、二人は安らぎを知ったことでしょう。さびしい老夫婦だけの暮しが、娘が加わったことで、どんなに明るくなったことか、二人のうれしさが伝わってくるようです。
[日販商品データベースより]お爺さん、お婆さんを助けようと、月が鳥の姿をかりておりてくる。月は可愛い娘になり手助けをする。ブルガリアに伝わる昔話を絵本にした。幼児向。