短鎖脂肪酸の生化学と応用

生理活性脂質

幸書房
原健次　

• 価格: 7,920円（本体7,200円＋税）
• 発行年月: 2000年12月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784782101773

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、大腸内微生物による短鎖脂肪酸の産生、大腸からの吸収、肝臓での代謝、腸管血流循環・腸管運動・消化管上皮細胞分化に対する作用、大腸癌発生抑制作用、脂質代謝・糖質代謝・窒素代謝に及ぼす影響、短鎖脂肪酸をその構成成分とするストラクチャード・トリグリセリドの栄養生理的作用、短鎖脂肪酸およびその関連化合物の臨床応用などについての最近の知見をまとめたものである。

短鎖脂肪酸の生理活性物質としての意義
短鎖脂肪酸の吸収
短鎖脂肪酸の代謝
腸管機能に及ぼす短鎖脂肪酸の影響
消化管上皮質細胞の増殖に及ぼす短鎖脂肪酸の影響
短鎖脂肪酸の大腸癌に及ぼす影響
酪酸の大腸癌に及ぼす影響
食物繊維の脂質代謝への影響
短鎖脂肪酸の脂質代謝への影響
短鎖脂肪酸の糖質代謝への影響
短鎖脂肪酸の窒素代謝への影響
短鎖脂肪酸の免疫系への影響
短鎖脂肪酸の電解質の吸収、代謝への影響
短鎖脂肪酸およびその誘導体の静脈・経腸栄養剤
短鎖脂肪酸と疾病
α−ヒドロキシ酸の皮膚への作用とその応用
短鎖脂肪酸をその構成脂肪酸とするストラクチャード・トリグリセリド「サラトリム」