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- 鬼平犯科帳 19 新装版
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- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2000年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167142711
[BOOKデータベースより]
「これ、どうしたのだ?」「うちの子が、勾引されたんでございます」叫ぶようにいったおろくが、平蔵の手を振り切って家を走り出た。―幼児誘拐犯は実の親か?卑劣な犯罪を前にさすがの平蔵にも苦悩の色が…。六篇を収めた力作短篇集。
[日販商品データベースより]双肌をぬぎ、太やかな腕を剥き出しにして、せっせと桶をつくる働き者のおろくは、息子の変事をきいて顔色が変わった。「これ、どうしたのだ?」「うちの子が、勾引(かどわか)されたんでございます」叫ぶようにいったおろくが、平蔵の手を振り切って家を走り出た。──幼児誘拐犯は、実の親か? 卑劣な犯罪を前にさすがの平蔵にも苦悩の色が……。「霧の朝」「妙義の團右衛門」「おかね新五郎」「逃げた妻」「雪の果て」「引き込み女」の六篇を収めた力作短編集。
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