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[BOOKデータベースより]
人を死に致らせた事件において、その加害者にとって被害者は単なる第三者ではなく、自分とのっぴきならぬ関係を有する者の死として切実に実感させるデス・エデュケイション(死の教育)が成立する。著者はこのような重い事件にあっては、被害者の方への償いの大切な一つがこのデス・エデュケイションではないかと考え、これまで実践してきた。本書において、子どもたちとどのように学んできたか、プライバシーに立ち入ることを避けつつ(あるいは変容させつつ)、その臨床場面をふり返ってみた。
1 学んで変わる第一歩―関係性のめばえ
2 「吟味」のための手立ての発見―少年鑑別所での「授業」
3 家族という「器」―両親と子どもの学んで変わるプロセス
4 親が子に語る「いのち」の話
5 生きる意味を問う「授業」―「透明な自己」の世代とどう向き合うか
6 「メンタル・サポート・ネットワーク」の必要性―精神医学、臨床心理、ケースワーク、教育、法律等の専門家の協働
7 少年審判という「学校」―最近の少年事件と「少年法改正」論議にふれて
終章 少年事件報道のあり方を問う―「実名報道」が少年と向き合う現場に与える影響