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[BOOKデータベースより]
日本は古代から怨霊の存在を信じ、怨霊が主人公の劇はなかった。それを面という伝統的な道具を用いて、鬼神ではなく人間の亡霊を劇の主人公にしたことが、世阿弥の言う「申楽の能」つまり今日言う「能」の最大の功績なのである。加賀の一向一揆は、国一揆ではなく、純粋な宗教一揆なのである。その思想とは何か。それは、「阿弥陀如来こそ唯一絶対の救い主であり、国王・貴族といえども阿弥陀の下では一人の凡夫に過ぎない」という、強烈な平等思想だ。
第1章 「懶惰の帝王」足利義政編―「無責任」将軍が招いた応仁の乱(室町幕府を弱体化させた「天皇の軍事問題」;一揆勢の「徳政令」公布要求を武力弾圧できなかった理由;徳政一揆を陰で操った「黒幕」畠山持国の“誤算” ほか)
[日販商品データベースより]第2章 日野富子と傀儡政権編―「半将軍」細川政元のクーデター(将軍義政の失敗に拍車をかけた日本史上最大の“悪妻”;京都「七つ口の関所」の入場料を横領した“強欲ぶり”;将軍義尚が犯した「軍事デモ」と「恩賞」の致命的ミス ほか)
第3章 国一揆と一向一揆編―律令制度の崩壊と新しい土地システム(畠山義就vs政長の軍隊に「完全撤兵」を要求した住民パワー;天才政治家細川政元が気づかなかった「惣国」の落とし穴;「自治共和国」を目指した武装農民の“支配者” ほか)
第4章 室町文化の光と影編―忘れられた日本文化のルーツ(世阿弥の正体と「能面」の仕掛け;将棋、この日本文化の最高峰;折り紙と風呂敷 ほか)
シリーズ100万部突破の歴史ノンフィクション、待望の最新刊!
シリーズ100万部を突破した歴史ノンフィクション第8弾。これまでの日本史の“常識”を覆す本シリーズは、「21世紀の歴史教科書」といっても過言ではないでしょう。 金閣寺と銀閣寺の“根本的な違い”とは? 日野富子が史上最大の“悪妻”といわれる真相は? “日本初の戦国大名”は誰か? 世阿弥の名前に“阿弥”がつく理由。「能面」に隠された怨霊鎮魂の仕掛けとは? 「モラルハザードというのは現代の話であると同時に歴史の話でもある」と語る井沢元彦氏が、既成の秩序やモラルが崩壊する一方で、宗教が隆盛を極めて新たな文化が誕生した室町時代の謎に迫る! 混沌の時代に直面する現代日本人の生き方の羅針盤!