軍記物語とその劇化

『平家物語』から『太閤記』まで
古典講演シリーズ　６

臨川書店
国文学研究資料館　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2000年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784653037293

内容情報

[BOOKデータベースより]

戦がいかに描かれ、語られたか。さまざまな作品が、多くの人々に親しまれてきた軍記。『平家物語』『太閤記』、さらに近世の軍書を新たな視点から読み直す三編を前半に、能、幸若舞、浄瑠璃という、演劇化された軍記について考察する三編を後半に収録。

『平家物語』の受容と展開―中世から近世へ
近世の軍書―近江の戦国時代を描いた作品を例として
『太閤記』の描く秀吉像
あの世から振り返って見る戦物語
義経の最期をめぐる物語―「和泉が城」「高館」
「歴史」確認のドラマ―知盛と実盛

[日販商品データベースより]

古典の一大分野として親しまれてきた軍記を新たな視点から読み直す３編と、能など劇化された軍記を扱った３編を収録する講演集。