生き残りの戦略

歴史に学ぶ組織活用
学研Ｍ文庫　Ｒーたー１ー１

Ｇａｋｋｅｎ
田原総一朗　

• 価格: 627円（本体570円＋税）
• 発行年月: 2000年09月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784059010128

内容情報

[BOOKデータベースより]

混迷を続ける日本経済。組織の再構築に明け暮れる企業は多い。生き残れるのは、組織の活用力を最大限に引き出した企業だ。軍団をどのように活用して生き残るかを常に考えつづけてきた戦国の英傑達に、この組織活用力を学ぶ。織田信長の競争原理に基づいた組織活用術、強力な結束力を誇った徳川軍団、いっし乱れぬ動きの武田武士団などなど、勝敗を決める組織活用術を歴史に学ぶ。

織田信長と五大軍団―組織内組織の活性化を図った熾烈な競争原理
武田勝頼と甲州武士団―組織を把握しないトップダウンの悲劇
徳川家康と三河武士団―伝統的一族意識にたつ強力な結束力
本家毛利輝元を救った婆々羅の旗印―枢軸組織を救った組織連合の危機回避策
激動期と君主―長州藩主毛利敬親の場合―確執する二派閥を巧みに利用した組織維持策
西郷隆盛と側近軍団―カリスマに頼った組織なき最強軍団の脆弱
時代検証―組織活用力が勝敗を決める
時代検証その後―混迷する政治と経済