現代資本主義の現実分析

新しいパラダイムを求めて

昭和堂（京都）
天野勝行　芳賀健一　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2000年05月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784812200100

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書では、市場と制度ないし組織との関連を歴史的に追究する問題意識を共有している。寄稿者たちが、それぞれに選びとったテーマから現代資本主義分析と歴史分析にアプローチしている。

第１編　現実分析の方法（カナダの進歩派経済学―日本への教訓？；日本経済分析と発展段階論；国際競争力と政府の役割―Ｍ．Ｅ．ポーターのクラスター政策　ほか）
第２編　資本主義の国際的枠組み（グローバル通貨・金融危機をどうとらえるか―ネオ・リベラル症候群の伝染；東アジアの金融構造―アジア金融危機に関連して；国際貿易と資本蓄積―リカードウ比較生産費説再考）
第３編　日本資本主義分析の焦点（日系企業の東アジアでの事業展開が国内経済に及ぼす影響；内部労働市場；日本の雇用システムの形成と内実　ほか）