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[BOOKデータベースより]
この本では、内容を大きく三つに分けて書いてあります。第一章では、「総合的な学習の時間」の概要と過去の実践の歴史について。おたよりをくださった方の授業の体験談をもとに、これから行われようとしている教育改革のヒントを考えます。第二章では、全国に先駆けて「総合的な学習の時間」の授業を始めた小学校の実践例。混乱と苦労の中でどんな実践が生まれているのか、現場の生の声を詳しく伝えます。第三章では、学力低下の問題を対談形式でとりあげます。
1章 「総合的な学習の時間」はどのようにして生まれたのか(おたよりが教えてくれた総合学習の可能性;これから始まる「総合的な学習の時間」とは)
2章 実践報告(みんなの心はヒツジでいっぱい―神奈川県立秦野市上小学校;等身大のリサイクル―埼玉県草加市高砂小学校)
三章 総合学習の是非を問う―総合学習は学力低下をもたらすのか?(対談前夜―先行する印象論;対談)