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[BOOKデータベースより]
かつて水辺では、“魚が海から陸へあがる”という進化史上の一大事件が起き、さらに陸にあがった生物のなかから、クジラのように水中生活へと戻っていくものが出現している。この2つの“大進化”がなぜ、どのようにして起こったのかという謎が、進化生物学者たちを長年にわたって悩ませてきた。しかし、近年の分子生物学などにおける長足の進歩が、状況を一新した。魚のひれが指のついた手へと変わっていった経緯や、クジラが何から進化したのかという類縁関係が最先端の研究によって解明され、驚くべき真相が明かされるにいたったのだ。気鋭の科学ジャーナリストが、進化学草創期のエピソードから、今日の研究現場の臨場感あふれるレポートまで、興味のつきないトピックをまじえて綴る、水辺をめぐる変身物語。古生物の在りし日の姿を再現したイラストも多数収録。
序章 生命のねじれ
第1章 失われた化石を求めて
第2章 無限の空気中へ
第3章 手の作り方
第4章 ダーウィンの苗木
第5章 海に躍る
第6章 クジラの方程式
第7章 テチス海のほとり
第8章 歩行から遊泳へ
第9章 出航
第10章 大進化の道